tsureづれ日記

思うこと。映画。仕事。人間関係。本。アディクション。

ADHD

 本を一気に二冊読んだ。
気になるテーマ
ADHD

つい先日、友達精神科医から特性があると言われた。
猛烈に拒否した。
まずはADHDを理解していなかったから。

私が知っているADHDは凶暴な人が多かった。
それが問題となり入院してきていた。
もしくは、天才。
何かを成し遂げている人だったり、誰も発想しないようなことを平気な顔で話し、実行している人。
もしくは、「自称ADHD
ちょっと性格が歪んでいて、話が通じなくて、生きにくい人。

だと思っていたから。

約2ヶ月、毎日のように僕らの特性だからと言われ続けたけど、ずっと否定していた。
こっそり調べて、勉強して。

それでもどこかしっくり来なくて。

それは自分の生きにくさだったり、嫌いなところだったり、迷惑をかけてしまうところだったり、その反面好きなとこだったり。

後天的になったんじゃないかとも思っていたし。
生育歴もそれなりに特徴もあるし。

でも、本を読んで納得できた。

ちゃんと自分の特性が書いてあった。めっちゃ共感できた。

忘れ物も落とし物もいつだって気をつけていたし、集中力がなくて飽きっぽいのが恥ずかしかったし、マルチタスクは苦手でキャパは狭いし、興味があることがあるとふらって行ってしまい集団行動がとれないし。いつも人とはぐれる。などなどあげたらキリがない。
それって後天的には身につかないことだった。

衝動性も余計な一言はコントロールできないし、思い立ったらやらなきゃ気が済まないし、知らない人に話しかけるのも我慢できないし。
これもコントロールできない特性。良いことも悪いこともある。
人との関係性も初めは面白がって興味を持ってくれて近づいてきてくれるけど、結局自分の余計な一言や話し過ぎ、人の話に興味が持てないことで継続することができない。
すごく嫌な特性。

でもたくさんのギフトをもらってるのは確か。
どうにか生活もできているし、不注意もなんとかなってる。諦めた。忘れ物もお年も物も諦めることができるようになった。自分なりに工夫もできている。

とにかく受け入れて、特性を活かすことが大切なんだと書いてあった。

とりあえず育て方を間違ってと言っていた父にあなたのせいじゃないんだよと伝えてあげよう。いつか。

発達障害 (文春新書)

発達障害 (文春新書)

  • 作者:明, 岩波
  • 発売日: 2017/03/17
  • メディア: 単行本
 

 

 

大人のADHD: もっとも身近な発達障害 (ちくま新書)

大人のADHD: もっとも身近な発達障害 (ちくま新書)

  • 作者:岩波 明
  • 発売日: 2015/07/06
  • メディア: 新書
 

 

ぶつかる

よくぶつかる。物理的にぶつかる。
タイトルそのまま。
人にぶつかる。
今日は振り向き様にお盆を持っていた人とぶつかりお茶をぶっかけた。
前方、左右、後方、全てに不注意。
視野が狭い。

物にもよくぶつかる。
気づくと青単や擦り傷ができている。

不注意。

自分に傷ができるのは気にならない。
人にはぶつかってはいけない。
迷惑をかけてはいけない。

でも仕方ない。

空間認識が甘い。
狙いを定めてここに入れても、狙い通りにはいかない。
爪が剥がれかける。痛い。

日常茶飯事。

いろんな人に謝り許され生きている。

日々感謝です。

偽善者に遭遇

とあることをやりたくて上司に相談。
反対されそうだなぁって思ったので事前に根回しもちょっとしておいた。
まさかの上司は偽善者だった。
みんなと共有することが必要。
受け持ちに相談して。
感染リスクがあるから何かあったらあなたの責任になる。
自分の時間を使うのは疑問がある。
などなど。

はぁ?私の責任ではないんですけど。許可を出した人の責任だし、仕事として参加するとなるといちいち許可を取らなければいけないし、自分の勉強のためなんですけど。
それをなぜ勤務としてやらなければいけないのかわからない。むしろお金出してくれるんなら他の研修に出してほしいし。
共有して大ごとになってイベント自体が問題になって中止になったらどうしてくれるんでしょうか?それこそあなたの責任ですよ。企画してくれた人たちがどんな思いでやっているか考えてますか?

あなたのためとか言いながら、それこそあなたの監督責任になるのが嫌なんでしょう?
リスクがあることを避けたいんでしょ?
いつもあなたのやっていることは信念があるとか、自信を持ってやりなさいとか、褒めてくれるけど、実際は思っていないんだろうなぁ。自分が好かれるために言ってるだけでいい人ぶっている。いい人じゃないと生きていけない生きにくい人。

いつも嫌われるようなことから避けている。嫌な役回りは他の人にまわす。
後からちゃっかり出てくる。変な人を手懐けて「いい人だよ」って何を言ってるんだろうか。ちょっと変わってきているとか何を基準に言っているんでしょうか。
その人に散々嫌がらせをされてる私はどうなるの?
思ってもいないことを共感して問題が起きないようにしている。嫌われないようにしている。偽善者。嫌われ役だったのに。それでいいって言ってたのにね。本当は傷ついていたんだね。それをちゃんと言えたらいいのにね。言わないならいつも通り振る舞ってかっこよくいて欲しかったよ。

あんまり自覚はないけどそんなに困らせるようなことしてるのかなぁ。

疾病受容

特性についていろいろ考えたて当てはめてみた。
きっかけはお医者さんの友達からADHDだよって言われたから。
びっくりした。まさか自分が言われると思ってなくて。
めっちゃ拒否した。
それは友達がADHDだから私も巻き込みたいんだな。とか
からかってるんだな。とか。面白がってるんだな。とか。
それに自分で発達障害だからって言ってる人が嫌いだった。
それを言い訳にしてる感じがして。
衝動的に人を傷つけてもだって発達障害なんだもん。とか。
片付けができないこと。じっとできなくて自由にしてる人。
約束を破る人。暴れる人。鬱々する人。
全部、発達障害にせいにしててムカついていた。
実際に入院してくる人はそれが辛くて何かしら生活に支障をきたしていた。
とても傷ついていた。理解者がいない。いつも責められる。自己肯定感が低い。
鬱が併発している。
そんな人をたくさんみてきたから、それを言い訳にしている人が嫌だった。

それが私の疾病受容を妨げていた。

調べれば調べるほど、当てはまる。
ずっと育てにくい子どもだったと言われてきた。
だから捨てられたのだと思っていた。
それでいろいろ拗らせて、人と違う人生を歩みたかった。何か特別な自分じゃないと行けないと思っていた。突拍子もないことを言ったりするのは生育歴のせいだと思っていた。昔読んだ漫画が影響してなりたい自分を装っているんだと思っていた。

実は、生まれ持った性質だったんだ。
もちろん、それは生育歴も絡んで自分が出来上がっているんだけど。

なりたい自分になれる訳ではない。
そこに自分が描かれていて、当てはめていったんだと思う。
どっちが自分かわかんなかったけど、きっとどっちも自分。

確かに特性はある。当事者の体験を聞いても当てはまることがたくさんあった。

私はそれほど生活に支障がないのはなんとか適応してきたから。
時間にルーズなのは知ってるから、約束がはたせるまでめっちゃ緊張して不安だったし、なるべく先の約束はしないできたし。
仕事もある程度枠にはまらなくてもいい職場なのも有難い。
むしろ理解してくれている。

勘が良いのもラッキーだった。少しのヒントである程度できてきた。一番にはなれなくても、ある程度のところまで行くことができていた。理解者がいてくれたから。
きっと家族は大変だったと思う。たくさん傷つけてきた。
育て方を間違ったとも言われた。
違うよ。それは私の特性だから。
もう少し時間がたったら家族にも伝えよう。

みんなと少し違う自分が好きなとこでもあったけど、人間関係が煩わしいのも事実。
理解者や面白がってくれる人が周りにいてくれるから助かった。
でもエネルギーを使わせるから少しだけ距離が必要。
きっとみんなも肌で感じるから、距離を保っているんだろうな。

あんまり周りに行っても仕方ない。自分がそれを理解し、受容できればそれでいい。

特性を言い訳にせず、精一杯自分ができることをやっていれば見てくれる人も、興味を持ってくれる人もいる。

それを言い訳にせず、生きていこう。

ありがとう。

調子に乗る

最近、開放感から楽しくていろんな人と話していたらとても疲れた。
刺激を吸収して疲れる。
いいこともあるけど、刺激を吸収しやすい自分としてはとても疲れる。
言葉をそのままダイレクトに受け止めてしまうし、さらに余計なことも考えてしまう。
本当にこの人は本心なのか。言葉の意味は?声色は?視線は?表情は?
考えすぎて離れたくなる。吐き出したくなる。
なんで怒っているんだろう。怒りは二次感情だからその奥にあるのはなんなんだろう。
怒りをうける機会が多い。それは自分の反応がそうさせているから仕方ないと思いつつ、琴線を刺激してしまったんだろうなぁって感じる。
怒りを表現できる人ってエネルギーが満ち溢れている人。ダダ漏れ。それを抑えない人ってすごくこっちもエネルギーを消費する。だから一旦離れる。
一生喋らないっていつも思う。でもどうせお調子者だからすぐしゃべってしまってまた落ち込むのを繰り返す。

自分の発する言葉についても、相手を刺激してしまって落ち込む。
あんなこと言わなければよかった。良かれと思って、楽しいと思って、正しいと思って。それは大抵の人を怒らせて不機嫌にさせる。
その意味は?図星なんだね。指摘されたくないんだね。単にそれだけ。自分が言われたくないこと。それを私は言ってしまう。面白いと思って。すると途端に不機嫌になる。
なるほど。そういうことか。自分の粗暴さを指摘されて、イライラして、逆ギレされて。だって特性なんだから仕方ないじゃんって。はぁ?そのせいにすんなよ。時間がないんだよ。忙しいんだよ。はぁ?それは自分が仕事が捌けなくて時間調整ができていないんじゃん。めっちゃ八つ当たり。話しかけんな。と。だったらタバコ吸ってんなよ。ご飯食ってんなよ。トイレ行くないよ。自分が仕事できないことを特性のせいにして、人のせいにして、人を傷つけて。それって一緒に仕事する上で仲間として受け入れられないよ。弾いてやるよ。勉強してなくてもできるって素人ですか?精神科バカにすんな。所詮あんたは外科がメインで、片手間でできると思っているから人を尊敬できないんだよ。あんたが治していると思っている人たちは自己治癒力だから。偉そう。
全身から溢れ出す偉そう感。自己肯定感の高さ。鬱陶しい。

とこのように調子に乗って近づくと悪魔が顔を出す。

少し一人でいよう。孤独が友達。一番楽ちん。

 

自意識過剰

パッとしないし、体は重いしでメンテナンスに行ってきた。
いつものあの方にお願いを。

体が重いと思うとちょうど1ヶ月くらい経っている。
最初に調子を聞かれると緊張する。
自分のことを話すのが苦手。ここでも発揮する。 
うける。

何か、なんでも、とにかくネガティブなことを伝えるのが苦手。
たかが「首が痛い」「腰が重い」「足が浮腫む」たったそれだけなのに。

弱く見られたくないし、いつも元気な感じでいたい。
心配されるのが嫌。
注目されるのが恥ずかしい。
たったそれだけなのに。

不調なことは誰にもあるのに。
ってみんなには伝えているのに、自分のことは話せない。
なんの病気なんでしょうか。

メンテナンスしてもらったら体重が5kgくらい減って天使の羽が生えたかのように体が一気に軽くなって、電車に乗ってお出かけできた。

もっとたくさん行けばいいのに。

それも不調がバレるのが恥ずかしい。

「自意識過剰」

まさにぴったりの言葉。
誰もあなたの不調に興味もないし、誰にだってあるのことなんだから。
いちいち反応して、暑くなるのはやめましょう。
それを誤魔化すのはやめましょう。

髪を切りに行く時も、どうすのか伝えるのも恥ずかしい。

「自意識過剰」

みんな髪を切りに行けばなりたい髪型を伝える。
なんか可愛くなりたいと思われてるんじゃないかと恥ずかしくなる。
可愛くなりに行ってんだよ。馬鹿らしい。

「自意識過剰」

そんな自分も受け入れる。無理じゃんね。

パッとしない

火曜日から続くパッとしない気分。

どうしてだろう。何が起こっているんだろう。と考える日々。

1ヶ月くらい前から頭角を表してきたあの子。
割と自分と感覚が近しいあの子。
突拍子もないことを飄々とした顔です。
「えっ 私変わってます?」のあの顔が鼻につく。
あざとさは似ていない。
気の利くあの子。
気がついてちゃんと優しくできる。
羨ましい。気はつくけどやってあげることに「なんで私ばっかり」と思ってしまうのでやってあげない。やってあげて気が利くと思われるのは恥ずかしい。
それを何気なくできるあの子が羨ましい。
みんなに好かれている。あーーー 羨ましい。
フットワークも軽い。誘われるとちゃんと顔を出す。物おじしない感じは近しい。
私のスペシャル感が薄れるのが嫌だ。
あの子の存在に気がついてしまって、自分のポジションを奪われそう。
むしろ奪われている。だから仲良くしない。

パッとしない理由の一つ。

自分の嫉妬深さにうんざりさせられるから。
近づきたくないし、奪われたくない。
醜いぜ。

誰かにとってスペシャルであることは自分にとって自己肯定感をあげる大切なポジション。いつも誰かのスペシャルになれないから。それで相手を試して嫌がられて繋がれない。

「どうせ逃げていくんでしょ?」

逃げられるくらいなら自分から離れていく。思った通りね。それの繰り返し。
無償の愛を体験していない自分はどうしても長い付き合いができない。
距離感がわからない。
そんなの前からわかっている。
特性のせいでもある。

生育歴、生まれ持っての特性。どちらも厄介だけど、だって仕方ないじゃなかと開き直れる日は来るのかしら。お待ちしております。